スペイン語のおすすめの参考書って何かありますか?
そんなこと最近はすっかり聞かれなくなってしまいましたが、
一応僕はスペイン語話せる人間です。
むかーしね、
初心者におすすめのスペイン語の参考書を紹介していたのですが、
あれ、中級者レベル紹介してないなと思ったので、今更ながら。。
おすすめのスペイン語参考書 中級者向け
まず絶対に抑えて欲しいのはこの本。
この「スペイン語作文の方法」は
押さえておいて損はないです。絶対に。
ただし、かなり難易度も高いです。
とは言え、じっくり時間をかけてゆっくり丁寧に読み込めば
かなりの実力がつきます。
この本は僕がパナマで暮らしていた頃、
スペイン語の言語オタク、
DELEのC2レベルどころか、ラテン語までいけて、
日本にあるスペイン語の参考書の作者へイチャモンをつけれて、
国の書類を翻訳するほど
スペイン語にとりつかれた人から紹介してもらいました。
とりあえず、この本読んどけ。まちがいない、と。
シリーズは
構文編
と
続編のような形で
表現編
があります。
まずは構文編の方を読んでみて
いけそうならぜひ表現編を。。。
表現編の方が難しいです。。
内容
どんな感じなのかと言いますと。。。
いろんな構文がいろんなセクターに分かれていて
例えば
・自動詞と再帰動詞の組み合わせの文章
・ある単語と直説法、接続法の組み合わせ(意味がどう変わるかが分かります)
等々かなりバリエーション豊かで使いやすいです。
基本的な流れとしては
「我が国では近年出生率が低下している」
という文章があり、
いくつか単語ヒントがあります
例えば
la tasa de natalidad= 出生率
などが書かれていて、これらを組み合わせながら
自分で文章を作ります。
そして解答の文章を読み、
どうしてそうなのかという解説が書かれています。
この文章は
La tasa de natalidad de niestropais esta descendiendo en ultimos anos
(もしくはha descendido)
となるわけです。
その後同じようなパターンでの
練習問題が2、3問出題され、自力で作文し、回答と照らし合わせる、、
という感じです。
熟語もたくさん載っていて、
tender a 不定詞 〜する傾向にある。
といったものがもうこれでもかというほど出てきて、
これらを活用しながら作文をひたすら作っていく、
という作業になります。
死ぬほどボリュームあります。
僕はこの本を紹介してくれた人が、
お前にはできねぇよ。と挑発してきたので、
本気出して
空き時間を縫ってひたすら書き写し、
全例題、回答を書き写したらなんと
一冊終わるのに1ヶ月かかりました。
マジで1日4時間以上ノートと向き合って1ヶ月。
冊数にして何と3冊のノートを使いました。
それほどボリューミー。
でもめちゃくちゃ勉強になるのでぜひどうぞー。
対訳付き スペイン語参考書
脳みそばっか使って勉強するのに疲れたあなた。
こんなおすすめあります。
スペイン語に日本語の対訳で
いろんな名作を読めるという。
しかも、世界の名作ではなく、
スペイン語圏の作家が書くスペインの名作なので、
ナチュラルなスペイン語、そのリズムを味わえるという。。。
スペインからキューバ、ニカラグアなど。
しかも文法解説をめちゃくちゃ詳しく書いてくれている。
例えば、
「mas bien A que B でBよりむしろAという意味」
という構文的な解説から
「こういう文脈なので、OOではなくOOの表現のをあえて使っている」
などと言った訳者としての感覚も垣間見える
読み物としてシンプルに面白い。
スペイン語作文シリーズ
と
名作短編で学ぶ
この二つは中級者
DELEB1〜B2レベルにはちょうど良い難易度になってますので
ぜひ挑戦してみてくださいなー。
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