グアテマラといえば
ご存知スペイン語留学で有名なわけです。
授業の質や
そして何と言っても値段の安さ。
そんなこんなで多くの人がスペイン語を勉強しにくるわけです。
そして多くの人は
どうせならスペイン語に浸りたい、と
ホームステイを選択するのが一般的。
しかし、その選択、本当に正解なのでしょうか・・・?
ということで、今回はグアテマラのホームステイについて
ご紹介。
最初は当たり前の話、
最後は裏側の話。
ホームステイの仕組み
家の選び方
まず、ホームステイする場合は、
語学学校が提携している家のリストから探すのが一般的。
なので、まずが学校にお願いしてみましょう。
そして家を見に行って決める、という仕組み。
即日で住むことも余裕でできます。
(見ないで決めることもできるけれど、見た方が絶対にいい)
生活
一般的にグアテマラでホームステイした場合、
三食付きで個室です
もちろん部屋の広さや質はまちまちですが、
まぁ、いいか。
と思えるくらいのレベルはあります。
(日本人学校が提携している家の場合)
これ、僕が住んでた部屋。
マジで良い部屋だった。
ただし、お風呂やトイレに関しては共用の家もあります
(多くはプライベートですが)
気にならない人はいいですが、
個人的な経験から言えば、
トイレやシャワーが共同だとかなり生活がきつくなります。
なので、個人のトイレシャワーがある家をまずはお勧めします。
とまぁ、ここまではどこでも言ってる内容なので、
ここからはリアルな話を。。。
ホームステイのデメリット
さて、多くの人がどうせならホームステイがいいなぁ。
家族と仲良くなれそうだし、
現地の食事食べれるし、
スペイン語も勉強できそうだし
etc ..
・・・
いやぁ、実際どうなんでしょうか。
一つずつ見ていきましょう。
家族と仲良くなれる?
正直言って、
僕の聞く話では、家族と仲良くやっているという日本人は
半分いかないくらいです。
別に喧嘩しているとか仲が悪いと言うことではなく、
必要以上にコミュニケーションをとらないということです。
要は、一緒にどっかに遊びに行く、
とか、一緒に何かする
ということがほとんどない家が一般的。
留学サイトとかでよく見る、
楽しくワイワイ過ごしていい思い出作れました!!
(笑顔の写真付き)
みたいなのは結構レアケース。
実際そんなにない。
というか家族も普通に部屋に引きこもってるし。。。
そりゃ一人の日本人のために
常にリビングでスタンばってるわけではないし、
家を提供しているだけで、勉強の機会を提供しているわけではない
ので。
あ、余談ですけど、グアテマラ割と普通に
ダニが出ます。
写真は腕だけですけど、全身やられて発熱、病院送りとか
10人に1人くらいで起きてます。
お気をつけて。
スペイン語漬け・・・?
そんで一番理想と現実がかけ離れている問題はこれ。
そう。スペイン語の上達の話。
まず、大きな勘違いとして、
ホームステイの利点を
スペイン語漬けになれると思っていること。
実際はそんなことはないです。
いや、本当に。
まず第一の理由として
スペイン語力がかなり問われるからです
家族と話すためにはもちろんスペイン語が必要です。
ある程度話せるならば問題はなく、
スペイン語漬けが可能かもしれませんが、
Yo quiero ….
puedo usar ….?
みたいなレベルで会話はなかなかきつい。
いや、もちろん意思疎通はできるし、問題はないんだけど、
みんなが思うスペイン語漬けのイメージからはかけ離れている。
それでも身振り手振りで、
家族のクソ早い会話に飛び込んで行く勇気があれば
スペイン語は上達します。マジで。
でもそれができる人いるのかなぁ。。
根本的なところでは、
家族は別に先生ではないからスペイン語を教える義務はないということ。
だから文法や単語ミスを毎回直してくれる人はほぼいない。
家族は結構部屋に引きこもってるケースも多い。
だから住んでれば勝手に上達するわけではないです。
それならば後述するように、
家庭教師でも頼んで勉強した方がよっぽど上達します。
というか、ご飯を一緒に食べてくれない家も普通にあるけどね。
日本人に先に出して、
食べ終わったら
家族が来てワイワイ話しながら食べてるのを横目に部屋に帰る。
これもあるある。
食事
食事に関してはかなり家次第ですけど、
グアテマラの一般家庭から見ると、
かなりしょぼいです。
僕が最大級でビビった1日のレシピがこちら
朝ごはん
パン。スープ
昼
買ってきたフライドチキンとポテト
夜
卵を炒めたもの、サラダ、豆
おわり。
いや、マジで。
2ヶ月で4キロ痩せましたもの。
でもこれは意地悪とかされているわけではなくて、
グアテマラは本当にご飯を食べない。
というかお菓子とかの間食が多いからあんまり食べなくてもいい。
日本人の少食の女性であっても結構空腹に苦しむ人がいる。
伝統料理ももちろん食べれるけれど
家で普通に食べれるのは豆とトルティージャくらい
毎日こういうのよ。
これを毎日でもいい!伝統料理最高!
というなら問題ないですけど、、、
まぁ、そういうことです。
お金
ごくレアなケースですけど、たまーに、
日本人を金づるだと思ってる家もあります。
トイレットペーパー代が自分で出してね
水は家族のを飲まないで自分で買ってきてね。
ワイファイ一週間分OO円払ってね
え、マジか。
みたいなことはごく稀にある。
値段は高くないからいいんですけど、
なんか精神的に嫌だ。
まぁ、ごく稀に起こる。
結局ホームステイって・・・?
一言でいうと、運。
いい家に当たるともちろん楽しいけど、
全体の30%くらいしかない。
残りの60%は普通
10%は最悪
そんくらいの割合。
そんで
良い家の場合、
結構長期滞在者がいるからなかなか空いてなかったりする。
そういう状況です。
自分がスペイン語あんまり話せない、
飛び込んで行く勇気がない人は
日本人宿に泊まりながら授業受けてもいいと思います。
初期のレベルの場合、
宿の人にわからないところをいつでも日本語で聞いたほうが
スペイン語力は伸びます。
会話量が。。。っていうなら、
一時間誰かを家庭教師雇ってしっかり話した方が
ホームステイ先の家族と話す1日分の時間よりよっぽどたくさん喋る。
そんで自分の食べたいもの、美味しいもの食べて
綺麗な日本人宿にいた方が、精神衛生上も安心。
僕はそう思います。
とりあえずなんでもかんでもホームステイする必要はない
というのが僕の率直の意見。
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