バックパッカーあるある すぐ値切るやつ、ちょっとこい。

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旅行



こんな小話がある。

ある日本の探検隊が、とある国のジャングルを探検してた時のことだ。

ガイドの一人である、現地の人が少し待ってくれと森の中へと消えていった。

しばらくしたら彼は小さなかわいらしい犬を抱えて戻ってきた。

犬の行商人がそばに見えたから買ってきたとのことだった。



そこですかさず日本人が言った


「可愛いねぇ。いくらだったの?」


「500円さ」
彼は犬を撫でながら言った。



また他の日本人が言った

「500円!なんて安いんだ!それはいい買い物したね!」


その言葉にムッとしてガイドはこう言った。


日本人はいつだってそうだ。

安いとまるでその物の価値が良いかのようにいう。
僕はこの犬が500円だったから買ったんじゃない。

この犬が欲しかったから買ったんだ。値段なんてどうでもいいんだ

 


その言葉に誰も何も言えなくなってしまった。




はいこんにちは。

おきくです。


あのね。たまーに見かけるんです。

市場でめちゃくちゃ値切ってるやつ。


いや、いいんだよ。別に。値切ることは悪いことじゃない。
だって実際ぼったくった値段を出してくるときあるもの。



要は
「適正価格に戻す」という行為は別に責められたもんじゃない。


かくいう僕だって値切るときはある。
昨日と値段が違ったりするし。



でもね。

幾ら何でも10円単位まで値切る必要ないんじゃないの?


ほら。お店のおばちゃんちょっと引いてるよ。





いや。いるんだよ。マジで。



値切りは文化だ、醍醐味だ。

とか言う人いるわけさ。

 

確かに楽しいけど、

お互いにイライラして損した得したという争いが何を生むのだろうか。

そういう疑問を持ったわけです。


さて、面白いのは

市場とかでがやがやとひたすら値切っているのは

96.357%ぐらいで日本人なのよ。

いや。これほんと。



なぜこんなことが起こりうるのか。


それはね。僕が思うに冒頭にある小話と同じ、

日本人って物の価値を値段に感じてるからだと思う。



安ければいい。高ければダメというような認識がある。


例えば友達がさ、可愛いぬいぐるみを持ってたとして、
50円だった!
と聞けば

「マジで!?めちゃくちゃいいじゃん!」



となるし、
2万くらいだったら

「え。なにそれ高くない?」

ってなるでしょ。


もうこの段階で


物そのものじゃなくて値段しか見てないよね。




ま、話は戻して、
そうやって街角で値切ってるやつに言いたい。

貴様は日本にいる時に

なんとなく買ったけれど、これいらなかったなぁ。買う必要なかったなぁ

と思ったことないのか。



通称
「勢いで買ったけど実はいらなかったお菓子」事件。

(ちなみにこの事件は主に深夜のコンビニでよく起こる)



大して行きたくもない飲み会に
付き合いだからと言って4000円払って後悔して

もう行かないと誓ってもまた行ってるだろ。





な!

あるだろ!

ね!


僕だけじゃないよね!



ね。。。?




まぁ、それはいいとして

なぜ、日本ではあんなに浪費しているのにかかわらず
海外きたら10円にさえこだわるのか。


しかも他人の利益を減少させたり

いらいらしてまで10円のために働くなら
日本でお菓子かうな!




と僕は思うのです。


要は、

なぜ日本人は海外に行くとすげーケチになるのか。と言う話です。

日本人、現地の人に比べたらめちゃくちゃ金持ってるのに。



もちろん、


海外だと手持ちの金が限られているから

日本の経済事情なんて関係ないじゃない。


って言うでしょう


いやいや、クレジットカード持ってるでしょうが。

昔ならつゆ知らず、
現代のこの発展しまくった社会なんだから
経済事情はもうどこにいてもいっしょ。
一瞬で自分の口座にアクセスできるじゃん。




え、手数料がかかる?

いや、だからそこをこだわるなら生活を見直せ。



というか、そこを含めての海外旅行でしょうが。

なぜ、


航空券が安いのがありました。

えー買おうかなぁ。。どうしようかなぁ。。うふふふ。
と悩んで

 


無駄に1日寝かせて、


結局
あー1万円高くなっちゃったー

しょうがないぁな。ま、いっか!買おう!

 

。。。
いや、なんやねんその1万円。


それこそが一番無駄でしょうが。


300円くらいの手数料でガタガタ抜かすなと。




要は、日本の

値段至上主義という
価値感覚を持って海外にやってきているくせに、

価格感覚は現地民と同じにしようとする。

現地の人にとっては100円は大きいかもしれないけれど、
あなたにとっての100円はコンビニで適当に買うお菓子より安い。


そういう矛盾があるのではないかと思うわけです。

あとね、

現地の人と外国人で

バスの値段が違ったり、入場料が違ったりする時があるじゃん。

あれにめちゃくちゃキレる日本人たまにいるけど

 

しょうがないだろ。外国人なんだから

だって、いるのは人様の国なんだぞ。当たり前じゃ。

 

それに日本にいるときはいろんな日本人特権受けてるでしょ。

 

損した部分だけピックアップしちゃいけんと思うわけです。

 

 

でね、なんでこんな話をしたかというと、


結論ね。


日本人ってすごいのよ。
あまりにも無駄を削減してきた民族で

とても合理的な民族だと思うのさ。

 

要は一円たりとも損したくないのさ。


物を買って、
不良品だったり、なんか自分に合わなかったとき、

それが安かったらさ、


まぁ、しょうがないか。安物だし。

って言い訳できるじゃん。

でも高かったら
そう言う言い訳できないでしょ。

だから可能な限り予防線を張る。


悔しい思いを最初からしないように行動する。
とても合理的な民族だと思うのだ。

あと、損をすることが恥ずかしいと思う。


自分が100円で買ったけど、
友達は90円で買っていた。
すごい悔しい思いするじゃん。負けた気がするじゃん。

別にいいじゃん。

そのときは100円を払ってでも欲しいと思ったなら。

でもなかなかそういう思考になれない。

とても損した気になる

 

なんでだろうね。

 

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