「日常を問い直す家具屋」 シャークアタック

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あるいは全力のことばたち。

羽田に面白い家具屋がある。

そう僕の友人が言う。

ふーん。。。遠いの?

電車で1時間弱

ふーん。。まぁ、そんなもんか。

そこからバス。

・・・バス!!!??

 

そんで気づいたら僕らはここにいた。

 

 

港町であり、羽田空港のそばには
たくさんの倉庫が立ち並び、通りにはトラックしか走っていない。
俗に言う工業エリア。

そんなところへ僕は2時間弱、電車とバスに揺られ、到着したのだった。

この家具屋は一言で言うならばアンティークな家具屋だった。
でもより正確に言うとしたら”大人の遊び心”をひたすらに集めた家具屋である。

トラックが走り回り、倉庫が立ち並ぶ街並みに
ひっそりと夢の国が広がっていたのだった。



打ちっぱなしの大きな倉庫がそのまま”家具屋”として使われ、
その無骨な空間に大人の遊び心が詰まっている。

「所狭し」
本当にその名の通り、人がようやく一人歩けるスペースしか順路はない。
また、家具は整然と陳列されておらず、あっち行ったりこっち行ったりと
家具の迷路と店内は化している。

まさに家具の世界に「迷い込んだ」のだ

建物は全部で3階建で
2階には椅子がずらりと並ぶ。

ここまで存在感がある椅子に囲まれると
歩くたびに何故か視線を感じる。

 

そして2階からは
1階を見下ろすことができる。


天井にはシャンデリアなどの照明器具が公然に輝き、
店内を優しい色で包む。

よくみると傘がぶら下がっていたり、
ハンモックが吊るされていたりと遊び心が見え隠れする。

そして3階には

フィルム映画に出てきそうな世界が眼前に広がる。

一つ一つの家具が「役者」として空間を演出している。

手に取ると
不思議な暖かさと、その奥にあるストーリーを感じずにはいられない。

 

人が当たり前にそして無意識に行う「暮らし」

誰もがそのあたり前の日々を蔑ろにし、胡坐をかく。
そんな僕たちの1日にそっと問いかけてくる。

 

日常を改めて問い直す、非日常の迷路に迷い込むの悪くはない。

以下
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