海外旅行。
それはなんて甘美的な響きなのだろうか。
しかし綺麗なバラには棘があるように、
この旅行の裏には必ずつきまとう問題がある。
そう、
荷造り
僕ははっきり言って
荷造りは嫌いだ。
だって、
何持って行けばいいかわからないもん。
絶対忘れ物出るもん。
そんな迷える子羊たちを迷わせるために、
あえて僕は僕の荷造りの過程を紹介しよう。
まずは状況をお伝えしよう。
この記事を書いている現在時刻
深夜1時30分。
飛行機の出国時刻は
同日14時30分。
そう、あと13時間後には僕は雲の上に、いなきゃならぬ。
なんならあと8時間後には荷物を持って出発しなくてはならない。
(言うまでもないことだが、寝る時間である。)
にも関わらず、
荷造りは不安でいっぱいだ
しかもちょっとやそっとの旅行じゃない。
あの悪名高い中南米を
約8ヶ月かけての横断
である。
そんな僕の荷造りのご紹介。
おそらくこんなにギリギリで、しかもリアルな写真を載せる
人はほかにいないだろう。
結局何が必要か
絶対必要なもの
当たり前のことだが、
外せないのは
・お金
・クレジットカード
・パスポートだ。
僕はこんな感じだ。
各財布に
お金をそれぞれ入れてある。
海外旅行において
お金を全て一箇所に保管すると言うのは
愚の骨頂である。
なんなら僕は海外旅行に行くたび、
必ずパクられる。
その経験を活かして
お金を分散する。
ま、結局数個は盗まれるから
あんまり意味はない。
ちなみにパスポートは盗まれたら終わる。
ま、僕は盗まれた経験のある
盗まれプロだから、そこらへんは抜かりない。
その対応策はバッチリだ。
(盗まれプロの詳しくはこちら)
ほらみたまえ、
見えないようにしているけど、
パスポートのコピーと、
パスポート再発行に必要な
戸籍抄本をすでに準備してある。
これで盗まれて安全だ。
はっはっは。どっからでもかかってこい。
ちなみにクレジットカードは一枚しかない。
あと、マネパカードというプリペイドカードが今朝届いたから
慌ててスタメン入りした。
あぶねぇあぶねぇ。
明日空港行く前にお金入れなきゃ!
言うまでもないことだが、
これらの準備は
3日前には全て完結していることが
好ましい。というか一般的だ。
気をつけるように。
ちなみにメガネケースは
非常用のお金を入れておくために使う。
だがもちろん、お金をまだ下ろしていないので
中身は空っぽだ。
繰り返すが、
お金や書類系は最優先で終わらせるんだぞ。
そうじゃなきゃ8時間後の僕みたいに、
地獄を見ることになる。
ちなみに僕はこの地獄が見えはじめている。
リュック
あ、そうそう。
基本的なことだけど、
リュック、必要。
スーツケースよりも圧倒的にリュック。
まず両手が空く。
道が塗装されてない可能性が高いため、
地面ゴロゴロがしんどい。
音で目立つ。
シンプルにイケてない。
僕が使用しているのはこれだ
わかってる。
今取り出した感が満載なのはわかってる
だって、今取り出したんだもん。
勢い余って足写っちゃってるもん。
ちなみに大きさは55〜65リットル。
まぁ、これだけあれば余裕。
あ、もちろんサブバックは必要。
街をフラフラ観光するときに大きなリュックを背負いたくない。
だから観光用のリュック
これだ。
一昨日買った。
ギリギリ間に合った。
あぶねぇ。。
ちなみに
大きな移動の時はこのサブバックごとメインリュックに入れて移動するのが
楽チン。
貴重品などはショルダーなどに入れ、前にかける。
そう言うスタイルです。
ここら辺までが絶対必要なもの。
あったほうがいいもの。
服。
服なんて、半年間同じ服着たっていいわけだから、
必需品じゃない。
だから僕は最低限しか持っていかない。
重いし。
アンダーが3枚
Tシャツ3枚
パンツ3枚
靴下3セット
パジャマ1セット
(あと上着適当に。)
だ。
友達の家にお泊まりしに行くのー
くらい気軽なノリで良い。
ズボン?
んなもん同じジーパンを半年間履き続けろ。
いい味出るよ。
え、?
パジャマいるのだって?
当たり前だろ。
半年間同じものを着るのに抵抗はないが、
寝床にはパジャマで入るのが、
僕の主義だ。
これは絶対に欠かせない。
むしろパジャマ以外で寝てる人の気が知れない。
布団様の祟りに合うぞ。
次。
お土産
仲良くなった人にあげよう。
僕はパナマに住んでた時代のホームステイ先やら
語学交流アプリの人に会う予定があるから必須だ。
ちなみにラインナップは以下の通りだ。
扇子x5(一つはホストファミリーの子ども用)
5本指ソックスx3
手ぬぐい風の何かx3
このお土産のセンス完璧だろ。
(ダジャレだよ。笑うとこだよ。深夜テンションだよ)
5本指ソックスは
はっきり言ってノーベル賞レベルの開発だと思っているので、
僕は世界に広めたい。
パナマ人が靴下を履くかどうかは知らぬが。
次
勉強道具
僕は途中のグアテマラで
語学学校に行く予定なので、
そのための道具。
・文法書一冊
・無印ノート・ペン
・勉強しながら水道水について学べる下敷き
・龍角散のど飴。
・歯磨き粉
龍角散は眠くなったときに舐める。
歯磨き粉はとても眠くなったときに目に突っ込む。
完璧だ。
よし。
以上。
これだけだ。
くりかえす。
これだけだ
僕はこの装備で
8ヶ月に及ぶ中南米横断に挑む。
この荷造りするだけで
僕の部屋はこうなった。
バックに詰めるはずが、
床にどんどん荷物が溢れて行く。
不思議だ。
気づいたらYOUTUBEの関連動画に釘付けだ。
不思議だ。
そんな不思議な現象と戦い続け、
ときには嫌になって
煙の出るココアシガレットを食べ、
気づいたらこの時間だ。
写真を見ればわかるように、
僕のこの荷造りは、
夕方から始まった。
というか持っていくはずのパジャマを履いている時点で、
僕のやる気のなさを察してほしい。
さらに言うなら、
この記事を書いている今も同じ格好だ。
これだから荷造りは嫌いなんだ。
ちなみに、
何より重要なことを最後に皆様にお伝えしたい。
海外旅行時、これだけは覚えておいてくれ。
まずお金。
いいか。絶対に出発3日前にお金系は揃えといてくれ。
僕はもっていく予定のお金の3分の1しかまだもっていない。
明日、
というかあと6時間後、
ゆうちょに行っておろして、
ドルに両替するという仕事が待っている。
これをトラブったら詰む。
心構え
みんな、さすがに僕だってわかってる。
お前、本当に行く気あんの?
って聞こえてくるもん。
じゃあ、あえてこの言葉を返そう。
いいか。
海外旅行とは、
何をもって行くか
ではなく、
どう守るかだ。
どうせ
いろんな大切なものを
持って行ったものはパクられてしまう。
ならば必要最低限にして、
それをしっかり守って行く。
これがセオリーだ。
だから、
なんども言う、
お金と
クレジットカードと
パスポート。
これだけあれば他はもうなんでもいい。
え、不安?
足りなきゃ買え。
これが僕の荷造りから皆様にお伝えしたかったことだ。
ちなみにこの後は持って行く本の選別が待っている。
これには1時間かけてじっくりいきたい。
なんたって、旅のお供だからな。
おそらくみなさんがこの記事を見ている頃には
僕はもう、空の上だ。
いや、もしかすると、
布団の中かも知れない。
現実味があるジョークだろう?
あぁ。そうさ。
僕だってマジで寝坊しそうで怖い。
でも大丈夫。
お母さんに起こしてもらうように頼んだから。
じゃあ、行ってきます。。。
(死ぬほど不安だ。)
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