フリースクールとはなにか。その歴史(1)

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教育哲学




・本講座のコンセプト




この講座のコンセプトは、

みなさんの(教育)哲学に対する
イメージを、


「わからない」




から





「わかったようなわからないような」





というステップまで引き上げるという



エコ、低姿勢、低ハードル

です。

さらに付け加えるなら

言い訳満載です


です。



初心者のための教育哲学

ーフリースクールとはなにかー その歴史(1)





前回の記事で不登校とはなにか

ということを書きましたが、

今回はその続編として


フリースクールとはなにか


をテーマにしていこうかと。



一応、これが僕の専門です。
修論もこれで書きました。



ただ、
前回はちょっとだけ難しく書き過ぎてしまったような気がしているので、

今回はかなりかるーく書いてみることにします。



専門分野書こうとすると
すごく難しくなっちゃう
能力不足です。すいません。


ということで、今回は、


めちゃくちゃ簡単になぞるだけにして、

興味ある方用に、



次の記事でもう少し詳しく専門的な話をしていこうと思います。



この記事でもう飽きたら次は読まなくていいよー。



じゃ、そんな感じで始めましょう。



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フリースクールとはなにか

 

 

はじめに





そもそもフリースクールという言葉を聞いたことありますか?



僕が衝撃だったのは、

教育学関係の人でも

おそらく60%くらいしか知らなかったこと。


教育学に関わってない人は30%くらいだったかな。



まぁ、少なくとも教育に関わる気があるなら、



フリースクール


というものを知っておきべきだと僕は思う。



ま、僕の個人的な愚痴はさせておき、

ぼちぼち本題に入りましょうか。



フリースクールの特徴




フリースクールってのは、

言葉からイメージできるように、


学校
(広い意味で捉えれば)


みたいなもんと思ってもらっても構いません。




といっても


「学校」じゃありません




学校であって、学校でない。



これがフリースクールの制度的な大きな特徴かと。




もう少し具体的に見て見ましょう。



「制度」から見るフリースクール



さっきも言ったように、

学校であって、学校でない。


さて、これはどういうことでしょうか?



というかそもそも、


制度的に「学校」

ってどういうことなのだろうか。





みなさんが当たり前に想像する



学校、小学校・高校、


公立でも私立でも、


女子校でも男子校でも


全て制度的に見て、学校です。


結論から言うと、制度的に学校としてされているのは、




文科省が「学校」として認可している学校な訳です。



これを通称、


一条校と言います。

(学校教育法第1条に定められているから)



これは教員採用試験に出るよ!!!




ま、
要はこの学校教育法第一条に定められているものが




一般的な学校なわけです。







てなわけですが、
それじゃあ

「フリースクール」とはなんぞや

という話ですが、


ざっくり言ってしまうと、

学校教育法第一条に記載されていません。


つまり、

学校として認可・認識されていない


というわけです。


これが制度的に見たときの


「学校」と「フリースクール」の大きな違い。


フリースクールに通うとどうなるの?


ふーん。なるほどね。
制度的に学校じゃないんだ。



べつによくね?



と思う方もいるかもしれません。

もちろん。どうでもいいっちゃあどうでもいいのですが、

一応
じゃあその不利益はどこにあるのか、という話をしましょう。


制度的に認められていない場所に通ったら・・・
って話です。


これもいろいろありますが、


まぁ、一番大きなところで言ったら



学歴にならない



ということでしょう。



つまり、

いくらフリースクールに通っても、



実際には不登校と変わらない。


欠席日数はどんどん溜まっていく。


(実際は校長の裁量で出席扱いにする場所もあります。
これもどうなのかなぁ。。。という話ですが)




高校卒業の年齢まで通ったとしても、


中学卒の学歴まで

いわゆる「中卒」

という最終学歴扱いです。



しかもそれはフリースクール卒ではなく、



学区内の公立中学校を義務教育として卒業した、


という扱いを受けるだけ。


日本は基本的に義務教育期間は、
どの子もどっかの中学校に籍が置かれます。

で、1日も来なかったとしても、
その学校を卒業できてしまいます。
(繰り返しますが、基本的に!です。例外もある。)


ま、どちらにせよ、
フリースクールにずーっと通っても、



高校卒業の認定は出ない。



大学に通いたいと思っても、


高認を受けなくてはなりません。

高等学校卒業程度認定試験






という問題があります。



これがおそらく一番のネック、デメリット

かと思います。





後は、フリースクールまで通うための


公共交通機関の学割が受けられない



(だって、「学校」に通うわけじゃないから)


とかいうデメリットもありました。


(近年は学割が認められるようになってきてはいる)



ま、


そんな感じで制度的には
かなり冷遇されているわけですね。



注:おそらくフリースクールに詳しい人たちは、
『いやいや、近年の動向を無視して好き勝手言ってんじゃねぇ』と思われると思いますが、
ここはあくまで概論ということなので、お許しください。



フリースクールのメリット


じゃあ、そんな冷遇されている



フリースクールの存在意義ってなんやねん




誰が行きたがるねん。




と思うでしょう。



いやいや、フリースクールは必要なんです。

と僕は個人的に思っております。



フリースクールに来る子どもは

大きく分けて
2種類います。




・学校に行けない子ども





・学校に行かない子ども


です。



前者の子ども、

つまり学校に行けない子どもは

なんらかの理由、
例えばいじめや、病気、精神的な理由から


行けない、行けなくなった子どもたちです。



こういう子どもが

行き場所
居場所を求めて


フリースクールに来るわけです。




日本における従来のフリースクールといえば

これが一般的でした。



わかりやすく言えば

学校の受け皿、
前回も書いたように、学校から落ちこぼれた子どもが通う場所。


そんなイメージが強かった。



だからこそ、
前回の記事で書いたように、

不登校の子どもが増えた70年代以降、
フリースクールはどんどん増えて行きます。



不登校とフリースクールというのは

非常に密接な関係にあるわけです。






一方、もう一つのパターン。


学校に行かない子どもたち。





これはどういうことか、

自らの意思、(もしくは保護者の意思)で


「学校」ではなくフリースクールの学びを受けたい


と選ぶ子どもが行きます。

これは一般的な学校の限界性を示唆しているのと同時に、


アンチ公教育の一端でもあり、


フリースクールを新たな学びの場としての位置づけ直そうとする
近年の動向に合致したものであると考えられます。




あ、ややこしくなった。

要は


居場所を求めて逃げてきた子のためのフリースクール
(これが一般的な認識)





新たな学びの場としての可能性を感じ始めた子どもがいくフリースクール
(これが最近増えてきた)

の2パターンがあり、


こういう子どもたちが通う場所として



フリースクールは存在しているわけですね。



フリースクールの定義

 





ちょっともやもやしてきたでしょ。


なんとなーくフリースクールを
わかった気がしてきたけど、

でもやっぱり、

具体的なイメージがわかないんだけど、、、



みたいな感想を持つでしょう。


それもそのはず。




だって、定義がないんですもん。


フリースクールとはOOだ。


って言い切れないんですよ。

えぇ。


だからおそらく、
雲をつかむような感覚になると思います。





では、なぜ定義がないのか。



正確に言うと、

定義がないのではなく、

一般化された定義がないということで、

各フリースクールは自分たちをそれぞれの言葉で定義してます。


つまり、
みんなそれぞれの理想のフリースクールの形を作り上げているわけです。


これがフリースクール最大の特徴であると考えます。



一人一人の子どもに合わせて

教育を行っていくためには、

その存在意義や、定義も

一律ではなく、柔軟であるべきです。




そういった理念があるからこそ、

変に定義を作って、
お前のところのフリースクールはフリースクールじゃない!

なんて不毛ないちゃもんを避けるためにも、



フリースクールは曖昧なものであるべきだ、

という話ですね。





ちなみに、
定義も何もないということは、
すなわち、

明日から僕の家を


「暇人フリースクール」


としてもいいわけです。

授業方法もカリキュラムも好きに決めていいわけです。


だって、なにもルールがないから。


先生の数、建物の大きさ、時間割。。。
すべてフリーに決められます。

つまり、その状況や子どもに合わすことができる。



もちろんフリースクールは多種多様にあって、

勉強を教える、
というよりも居場所として、安心して過ごせる場、

話し相手がいる場、ゲームを許可してる場


もあるし、

時間割が決まっていて、

授業形式は異なるものの、
学校に準じたカリキュラムが組まれているフリースクールもあります。


これが面白いところ。


まとめ。

 



えー
わかってます。

すげー不完全燃焼です。


なんだろう。
「わかりやすく書くこと」と、「簡単なことしか書かない」

は別物のはずなのに、

気づいたら浅い内容しか書けてない。


うーん。書き直そう。


ということで、
次回は

フリースクールとは何か。本気版をお送りします。



だから今回はまとめなし!!!

でも、なんとなくわかってくれたか。。。な?




またね!



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