2020 フィッツロイ キャンプがオススメ、その理由。

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中南米横断の旅

全開で

パタゴニア、フィッツロイエリアの基本的な位置情報を

紹介した。

2020 フィッツロイ 行き方と位置関係
アルゼンチン、チリの南部にまたがるエリアを総称してパタゴニアという。 誰もが名前を聞いたことがあるであろうこのエリアには荒々しいまでの自然が残され、訪れた人の心に好奇心を植え付ける。 そんな体験を求めて旅人はパタゴニアにあるフィッツロ...

 

 

今回はそのパタゴニア、フィッツロイを最大限に楽しむための

方法を紹介したい。

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フィッツロイを訪れる人の多数は日帰り

 

多くの旅人がフィッツロイを訪れるが

そのほとんどが
日帰りでフィッツロイを眺めるというルートを組む。


しかし、
全力でオススメするのは、

 

フィッツロイの麓に最低でも一泊するルートである。

 

ちなみに麓にはキャンプ場

 

「ポインセノット」

 

がある。

 

位置関係はこんな感じ。

 

右側のPマークがキャンプ場である

ポインセノット。

 

左側の双眼鏡マークが展望台である

ラグーナ デ ロストレス。

およそ2キロ程度離れている。

 

 

一つ一つを細かく見るとこんな感じ。

 

 

 

まぁ、なんにせよ

このポインセノットに1泊、ないしは2泊することを

全力でオススメする。

 

その理由は以下の通り

 

 

フィッツロイでキャンプするのをオススメする理由

 

 

体力の面から

 


まず第一に楽である。


麓の町であるエルチャルテンから

フィッツロイを眺めることができる湖までは
約10キロ。

 

 

 

緑色が麓の町。

左上の

Laguna de los tres

が展望台。

10キロある。

 

 

普通に考えればわかることだけど

10キロ歩いてフィッツロイを見て

また10キロ歩いて街まで帰るのは

 

流石にしんどい。

 

できなくはないが、それなりの荷物を持って
往復20キロの山登りはそれなりの覚悟が必要となる。

 

8キロ地点までは基本的になだらか。

こんくらい荷物持っててもなんとかなる。

 

ユニクロの袋にはサンドイッチが入ってる。よ。

 

でもこれで往復20キロは流石にきつい。

 

しかし、
キャンプをする場合はだいぶ楽になる。

 

キャンプ地は街から8キロ地点、
つまり、フィッツロイを展望できる湖まであと2キロの地点にある。

 

 


フィッツロイ方面に行く場合
残り1キロがキツいと言われている。


実際確かにキツい。

山に慣れてないと一気には登れないくらいのレベル。

 

頂上付近はこんな感じの道になる。

 

 

身軽最高。

 

 

 

 

したがって、

キャンプ地があるところまではそこまできつくない。

キャンプ地の後から一気にきつくなる。


なので、
キャンプ地に着いたら荷物を全て置き、
身軽な服装で登ることができる。

そしてキャンプ地に戻り一泊し、

次の日街に降りるというのが体力的にかなり安パイ。

 

ていうかこれ以外はマジでしんどい。

 

ちなみにキャンプ地はこんな感じ。

ちゃんと整備されているし、

風除けも設置されているため、難易度はかなり低いから

おすすめ。

 

 

景色の面から

 

 

フィッツロイといえば
燃えるフィッツロイである。

 

日の出のタイミングで

朝日がフィッツロイにあたり、

まるで燃えているかのように輝く
山々を見ることができる。

 

ググれば出てくるアレである。

 

 

しかし、そのためには当然
日の出の時間に展望台へ行く必要がある。

街から展望台である湖に行くには
だいたい4、5時間くらいかかる。

 

日の出が6時だとして
夜中に出発する必要が出て来る。

しかも、真っ暗な道をひたすら登る必要があり、
初心者には少し危ない。

 


しかし、

キャンプをすれば、

1〜2時間くらいで頂上に着くので

5時前くらいに出発すれば十分間に合うようになるし、

真っ暗な道を歩く距離がかなり少なくなる。

 

かなり安心。

 

 


また、
天候が悪いと燃えるフィッツロイは見ることができない。

僕はちょうど台風の時期に行ったため、
夜明けも大雨が降っていた。

 

そのために日の出を見ることは諦めた。

 

たとえシーズン中でも雨は降るし、

雲がかかりやすいエリアである。

そのため雲ひとつないフィッツロイを見るのは

かなり幸運が必要。

 

キャンプさえしておけば

何回でも気軽に登れるし、天候を見て決められる。


実際僕も

日中と夕方、

二回登っていろんな表情のフィッツロイを見てきた。

 

だいたい曇ってるのがフィッツロイの特徴でもある。

 

 

それでもこんくらい綺麗な場所でござる。

 

 


もしこれが日帰りの場合、
雨が降ったり、曇った場合でも下山せざるを得ないし、
綺麗に見えないことも多い。

 

キャンプさえすれば
1時間ほどで上まで行けるので天候を見て
いつでもアタック可能になる。

 

なのでやっぱりキャンプがオススメ。

 

フィッツロイ以外にも行ける。

ぶっちゃけこれが1番の理由

 

パタゴニアに訪れる旅人は
フィッツロイをメインに据えている。
フィッツロイだけ見たら帰る。そういう人も少なくない。

 

ディズニーランド行ってミッキーとハグしたら

帰るくらい勿体無い。

おい。ドナルドもいるぞ。と。

せめて乗り物乗ってけ。と。

 

そう。

これだけは言いたい。
パタゴニア、フィッツロイだけじゃないから


と。

 

というかぶっちゃけフィッツロイそんな面白くない。

 


それよりもフィッツロイのキャンプ場から8キロ程度
行ったところにある山の方がおもしろい。

 

なんと氷河が見える。
というかその気になれば乗れる。

ほらこれ。

土砂降りの台風の中行ったけど

こんな側まで行ける。

もちろんこの奥にずーっと氷河はつながっている。

それに自分がいる場所から氷河までも道がつながってる。

 

いけちゃいます。

(もちろん危ないからダメだよ)

 

 

そして

道も尾根っぽい感じの場所を歩くため

スリリングでおもしろい。

 

2mくらいの道幅を歩く。

左に落ちたら湖ドボン。

 

台風のため全然綺麗ではないけれど、

もし晴れていたらめちゃくちゃ綺麗に違いない。

 

 

 

とにかく

そこまで足を伸ばしてほしい。
フィッツロイ行くくらいならそっち。
と僕は思う。

その山の名は

 

セロトーレ

 

 

ここの麓にもキャンプ場がある。
なのでここでもキャンプをしてほしい。

 

(セロトーレについては別記事にて詳しく紹介)

 

 

フィッツロイではキャンプするべき

 


兎にも角にも
せっかくパタゴニアきたのだから
頑張ってテントを借りて
キャンプしてほしい。

 

びっくりするほどレンタル代は安い。

下手すれば宿より安い。

 

 

そしてフィッツロイだけではなく、
他の山にも足を伸ばしてほしい。

 

フィッツロイ?おまけだよ。

 

くらいの気持ちで全然いい。
それほど面白い場所がたくさんある。

 


せっかくなので
パタゴニアでキャンプして
大自然を全力で味わってほしい。

 

ルートや予算についてはまた別記事にて。

 

 

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