夢の色はモノクロか、カラーか
ある調査によれば、人は、見た夢の90%を忘れてしまっているとの結果が出ている。
夢を見ない人もいるだろうけれど、それは見ていないのではなく、
見たけど忘れてしまった、の方が正しい表現なのかもしれない。
僕も基本的に夢は見ない。
でもどうしても強烈な夢は起きてからしばらくは記憶に残っている。
ある日友達とそんな夢の話をしていたら、
夢って、カラー?モノクロ?
と聞かれた。
正直、聞かれた意味がわからなかった。
僕は当たり前にカラーの夢を見てるし、それが当たり前だった。むしろそれ以外がある、という発想に至ったことがなかった。
信号は赤と青と黄色?
と聞かれたくらい意味がわからなかった。
夢に色はあるのか。
ところが調べてみると、
どうやらモノクロの夢を見ている人も一定数存在しているらしい。
それに、モノクロではないことは確かだけれど、
どんな色だったかいまいち思い出せない人もいるらしい。
ネット曰く
・カラー……49%
・モノクロ……4%
・どちらの場合もある……11%
・どちらかわからない……36%
という結果があった。
どちらかわからないが多いことに驚いた。
自分が見た夢に色があったかどうかわからないなんて!
でも言われてみれば、確かにカラーの夢を見ている気がするけれど、
そこにはっきりとした赤や青があっただろうか。
現実世界に存在する色と同一だっただろうか。
いや、あった気がするけれど、確かか?と言われると少し悩んでしまう。
夢に色があるから良いとか悪いとかそういう話ではないのだけれど、
なんだか無性に気になってしまった。
人間は脳の10%としか使っていないと聞いたことあるけれど、
その道なる世界の片鱗がもしかしたら夢にもあるかもしれない。
夢の分析は古来から行われているわけだし。
そんなことを思いながら僕は今日も夢をおそらくみる。
明日の朝にはそれすらも忘れているのだけれど。
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