こんにちは。
菊地コーヒーの菊地です。
このシリーズは開業して約2ヶ月たった僕が
お金に対してどう思っているか。何を感じるのかと言うことを
徒然書いているおります。
今回はその3
前回はこちら。
さて、前回で自分自身の定価や価値を決めるのが
本当に難しいということを云々カンヌン書いてきたのですが、
今回はそんな頭でっかちではなくて
もっとリアルなお金の話をしましょーと思う次第です。
まぁ、菊地コーヒーの財政状況をね。
こっそりと。。。
フリーランス・自営業のお金の仕組み
第一話に書いたように自転車操業でヘタコラサッサと
どうにか生きている菊地コーヒーなんですけれども
まずは結局お金ってどういう風に回っているのかって話をしましょう。
えーっとね、ここでまぁ、ちょっとだけ細かい話なんだけど、
自分でお金を生み出すお仕事をする場合、
考えなくちゃいけないことが一気に増えるのね。
ざっくりいうと
・経費
・売り上げ
という考え方。
そんくらい当たり前だよ。って話なんだけど、
このシリーズはね、実は高校生とかに向けて書いてるから
少しだけ説明させて。
というかさ、日本の教育って本当にお金の授業ってしないよね。
税金って結局いくらをどんくらい払うの?とか
住民税と収入の関係とか、、
そういうのって一切説明なしで大人になって働き始めてから
一気に有無を言わさず「そういうもんだから」って。
いや、それはなかなか横暴よね。って思う次第なわけです。
だからまぁ、そんな方のためになにか書こうと思ってこのシリーズをね。
書いたわけです。
おっと脱線。
要はねアルバイトとか会社に勤めている方は
この考え方ってあんまり意識しないんだけど、
自分でお仕事をするとここを意識しなければならないのだ。
ざっくりと説明するよ!
経費
これって要は準備するためのお金みたいなもん。
例えば菊地コーヒーはコーヒー屋さんなので
コーヒー豆をメインで売るわけです。
でもそのコーヒー豆を買うためのお金が必要になってくる。
商品を包装する袋を買わなくちゃならない。
まぁ、こんな感じで色々とお金がかかるのね。
経費なしで始められる仕事なんてほぼないのだ。
物を売るならその物を買うお金や準備するお金が絶対いる。
技術を教えるのもそのための道具が必要になるし、
もっと言えば自分がその技術を学んできた今までの「時間」も経費だって考えられるわけだ。
まぁ、何にせよ
何かを始めるにはお金がかかるということ。
そして継続していくにもお金がかかる。
(いわゆるランニングコスト)
まぁ、ざっくりこれが経費なのね。
もちろんこれ以外にもいろいろとお金はかかってくる
人件費だとかそういうのも考えなくちゃいけないけど
長くなるから割愛。
菊地コーヒーも始めるときにそれはそれは経費がかかった。
もちろん小さい規模だからたかが知れているけれど、
それでもニートにはしんどかった。
何たって一時は僕の残高6万切ってたからね!!
27歳の健全な男性の貯金額が6万切るって!!
バイトせい!って話です。本当に
さて、
なんにせよ何かをするためにはお金がかかる。
そしてその準備に使ったお金を回収しなくちゃいけない。
回収するためには物を売る、「売り上げ」が必要となるのだ。
売り上げってなに?
売り上げってめちゃくちゃざっくりいうと
お客さんが払ってくれたお金の合計って考えていいと思う。
例えば菊地コーヒーは大体コーヒー豆100g500円で売っている。
誰かが一つ買ってくれたら
500円の売り上げ。
3つ買ってくれたら
1500の売り上げ
これだけの話なんだけど
ちょっとややこしいのは
この売り上げと利益はまた別物ということ。
要は1つ買ってもらった500円。そのまま自分のお金になるか
というと実際はそうではなかったりする。
いや、確かにその500円は手元には入るんだけど、
その内訳には、袋代だったり、100gあたりの仕入れ代など
見えないけど経費が含まれてる。
つまり自分が先払いしていた物がこっそりと含まれている。
100gのコーヒーの経費が200円だとすると、
手に入れた500円の200円はもう引かれていると考えて
300円分しか実は手元に入ってない計算になる。
これが利益なのだ。
要は売り上げから経費を引いた金額が
利益というお金になる。
(税金とかそういうのは置いといて)
そんでもって、
この売り上げよりも経費が大きくなった場合、
赤字と呼ばれるお金が結局マイナスになってしまう状態になる。
だから経費が300円かかっている物を
200円で売るとすると
一つ売るたびに100円の赤字になる。
10売れると2000円の売り上げで出るから
やったーって思いがちだけど
実際に見ると自分は3000円もう払っているから
1000円の赤字なるのだ。
ややこしいし、怖いね。お金は。
フリーランス・自営業は儲かるの?
じゃ、長くなっちゃったけど
菊地コーヒーのリアルな話をしていこう。
菊地コーヒーの経営はどうかというと、
正直なところ、トントンです。はい。
ギリギリプラスくらい。
でもこれだけでは生きていけない。食べていけないくらい。
とりあえず週3〜4でバイトする大学生の収入と同じくらいかなぁ。
え、じゃあ結構プラスじゃんって思うでしょう。
いやいや。
バイトだったら週3バイトすればそれなにお金溜まっていくかもだけど、
こちとら自営業。経費かかるのだーー!
まるまる収入にはならないのだー!
だからね、
菊地コーヒーの場合は、バイトした方がいいよって話なのだ。
でもまぁ、0から素人が初めて初月から赤字を出してないのは
素直にすごいと思って欲しい。
それほど最初は誰だって厳しい戦いになる。
(仕事とか取引先があってスタートするわけじゃないしね。)
それはなぜかというと、
最初は物を一気に買うのね。
2、3ヶ月分ドーンと備品を買う。
そうするとちょっと安くなるから
だから一発目の経費はかなり高くなる。
その分その次の月以降買わなくて済むから経費は少し安くなる。
だから最初の月の経費を2、3ヶ月かけて賄っていく感じになる。
でもね菊地コーヒーの誤算は、
経費めちゃくちゃかかる。
開業する前にはもちろん試算するんだけど
あ、これ入れてなかった。
あ、これも必要じゃん
とかそういうのがどんどん出てくるの。
一番ビビったのは宛名を印刷するためのインクと紙。
すっかり忘れてて意外とインクって高いのね。。。
ってなった。
あと段ボール。
たっか!!一枚40円くらいするの??
みたいなね。
そんなことの繰り返しでした。
え、ていうかさ、みんなそうだよね??
起業した人ってみんな
うわ!!これも必要じゃん!!意外とお金かかるじゃん!!
ってなるよね!??え、僕だけ??
まぁ、それはおいといて、だからこそ自転車操業ってのは
ドーンと払った経費を
毎月の売り上げでどうにかカバーしているのです。
僕もようやく最初の経費を払い終わったくらいなので、
来月くらいからの売り上げから引かれる経費が少なくなる予定なのです。
じゃあ儲からないのか?というわけではなくて
ちゃんと儲かる仕組みもある。
まぁ、それはまたの機会に。
さて、
ここまではまぁ、お金の基本的な流れなんだけど
じゃあ次は
もっとお金を稼ぐには?
会社や社長は何を考えている?
という話をしたいと思う。
最近ね、色々と考えるようになったのだ。
そんで結論としてお金をもっと稼ぐには
・量
・質
・場
の変化が大事なんだよ!って話をまた次回!!
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