僕とクラウドファンディング (菊地コーヒーと挫折 編)

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僕とクラウドファンディング

(本シリーズは「国境なき医師団」様の了承を得て公開されています。
*「国境なき医師団」と僕が出会うのはこの次の話からです。
*100%ノンフィクション、僕がコロナにコーヒーで立ち向かう話です

*NOTEにも同様の内容を乗っけています。そちらでいただいたサポートは全て
国境なき医師団への寄付として使わせていただきます。ご協力お願いします。

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中南米横断の旅から帰って来て1ヶ月。

 

僕は焦りとワクワクが入り混じった感情に包まれていた。
前から言っているように僕には二つの夢がある。

 

・国連に行くこと

・コーヒー屋さんをすること

 

でも悲しいかな、
その両方を同時にすることはできなくて
順序を決める必要があった。


一般的に、当たり前に、常識的に普通に考えると
コーヒー屋さんは国連が終わってからゆっくりとやるべきだ。
人からもそう言われていたし、僕もそう思っていた。

でも不思議と僕の心はどこか重かった。

 

自分が今したいこと、できることってなんだろう。

かっこいいことがしたいのか、
面白いことがしたいのか。

そんなことを考えていた。

でもある日、僕は気づいた。

国連に行くことが
僕にとって「夢を追うこと」なんじゃなくて、
「義務」になっていたこと。ここで諦めたらそれはすごいダサいこと

そんな風に無理やりモチベーションを維持してたけど
やっぱりダメだった。
ハリボテの感情にはいつだって行動が伴わない。
それに応募しようとしても、国連の応募は5月からで
どこか歯車が合わない。

 

一方で
コーヒー屋さんに関しては面白いほど体が動いた。
いろんな人に会った。いろんなタイミングに恵まれた。
あ、今は僕は日本で働きたいんだな。そう思った。

でもどこかで煮え切らない中途半端な僕がいた。

だから僕はクラウドファンディングを使って
人生の選択肢を賭けてみることにした。

お金が集まったらやる。
集まらなかったら諦める。

それでいいじゃないか。

 

そして僕の相方である友人は
少しなめた感じで

「菊地がもし成功したら集めったお金の同額、出資してやる。」

 

ほぉーー、いうねぇ。

うし、やってやろうじゃんか。

うん。それでいい。
おもしろい。面白いじゃないか。

やってやろう。

2020年3月の中旬
僕はクラウドファンディングと向き合うことになる。

 

クラファンには2つ方式があって、

 

一つは目標を達成しなくとも、集まった分はそのまま使って良いという
(オールイン方式)

 

もう一つは

目標を達成した場合のみお金をもらえる。
達成しなかった場合は全てのお金が返金される。
(オール オア ナッシング 方式)

 

もちろん
オールオアナッシングを選択した。

やるからにはしっかり始めたい。
遊びじゃなくて仕事としてやりたかった。

だから目標金額は60万にした。
もし達成すれば友人の出資と合わせて120万になる。
手数料を引いて、100万残ることになる。

僕の単純な脳みそは
100万あれば大体のことはできると思っていた。

だから僕はこんなクラウドファンディング を作った

↓   ↓

https://camp-fire.jp/projects/247566/preview?token=24ew78qu

 

菊地コーヒーがお店を持てるように
応援してくれというものだった。

いくつものやり取りを事務所の方とし、
三月の下旬、公開の許可をもらった。


つまり、
いつでもクラウドファンディングを開始することができる状態になった。

僕の人生を賭けるときがきたのかもしれない。

僕という人間に60万というお金が集まるのだろうか。
僕のコーヒーにそんなに価値があるのだろうか。
友人をギャフンと言わせてやろう。

そんなことを考えながら柄にもなく、少しドキドキしていた。

 

でもどうしても僕は「公開する」ボタンを押すことができなかった

なにか、何かものすごく嫌なものが胸の中にざわついていた。

 

本当にそれでいいのか。


僕にそう呟いたのは、
テレビの画面に映し出される数字たちだった。


2020年の3月が終わる頃、
コロナウイルスが確実に

この地球から笑顔を奪っていたんだ。

3月31日の出来事だった。

 

 

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