青年海外協力隊を終えた人のその後

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大いなるひとりごと

先日、協力隊の同期数人とご飯に行った。

訓練所で出会ってから6年。
帰国してまたね!と言ってから4年。

思えば相当久しぶりなのだけれど
そんなことは一切感じなく、みんなのこれまでとこれからについてわいわいと話した。

ある人はとある競技の日本代表になっていて、
今日内定もらったんだ!と報告し、飲み会が終わって今から
アフリカ行ってくる!とその足で空港へ行った。

ある人はファッションブランドを立ち上げ、仕事で海外にいき、
今度イタリアのファッションイベントに出るらしい。

ある人はよくわからない団体で、よくわからない方法で国際協力をしており、
空港で税関などに捕まった外国の方を迎えに行ったりしているらしい。

ある人は週に3日ジムで自転車を漕いでいるという。

 

ところで、みんなの国では何食べてた?

僕の国では豆かなー
私のところはとうもろこしの粉!
僕のところは木のねっこを煮出して飲んでたよ!
私の国は木の実と石灰を食べてたよ!


いみわからん。
だけどなぜかあーー。あるよねーー!共感できる不思議な空間。

みんなと話をするだけで、世界一周ができる。
それがとてつもなく面白く、そしてワクワクする。
あと、共通しているのはメンタルが強い。
大変なことあっても自分にとって大事なことや、大切にしたいことを外ではなく、自分の内側にしっかり持っている。
それがあるだけできっと人は前に進めるんだなと思う。

僕の周りはすごいんだ!
ではなく、僕自身を誇っていこう。そんな気持ちになる時間だった。


協力隊に行ったことというのは別にすごいことではなく、というかそれがゴールではなく、
その人の人生にとって決して忘れられない人生の1ページが刻まれることがきっと一つの価値なんだと思う。

僕は人生は本だと思っている。


パナマの格言にこんな言葉がある。

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ページをめくれ。

人生はいくつもの章に分かれていて、プロローグがあり、1章があり、2章がある。
行き詰まったり、先へ進んでない気持ちになった時、それはもうその章で人生に記すべきことが終わったということ。
だからこそ、次のページに進まなくてはいけない。
そして次の章を始めるのだ。

その繰り返しが人生という本を厚くする。

ページを破ったり、無かったことにすることはできないが、
でもそれは前の章の話。たまに読み返してみるくらいでちょうど良い。

ページをめくる。
そして新しい章を綴る。
作者は自分で、どんな登場人物を登場させるか、どんな物語を綴るかは自分次第。
行き詰まったら次のページへ行こう。

1章だけで終わっても別に良いが、どうせなら自分の人生を振り返った時に、
たくさん章があった方が読み応えがある。
そんな日々を生きていきたい。

社会人2年目が終わる。
また新しい章が始まるのだ。

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