中南米の治安って実際どうなの?カモ代表菊地が語る。

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旅行

 

こんにちは。おきくです。

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さて、

 

今まで100回くらい言ってますが

僕はあれです。カモなんです。

毎回毎回スリに会い、襲われ、盗まれ、騙される。

 

騙されたことにさえ気づかずまた騙される。

もはや騙されていない。

 

ま、
そんな日々を生きております。

 

だから正直、
こんなカモ臭が毛穴から吹き出てる僕が、
今回8ヶ月くらい中南米回ったら


「もう身ぐるみはがされるな、なんなら死ぬかもしれん」
ちーん。

と覚悟しておりました。

だからこそ、
ぼくができる最大限のリスクケアをして、
旅をしようと思っておりました。

 

ま、それはさておき、

そもそも中南米の危険度ってどんなもん?
という話を。

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<中南米のリアルな怖さ>

ネットで調べればいくらでも怖い話が出てくるけれど、
もうちょっと僕の周りにあるリアルな話をご紹介

 

ケース1 撃たれた友人。

 


中米のとある国、
僕の同期がものすごい田舎に住んでいた。
住民はみんな知り合い。

もちろんそこに住む日本人は一人だけ。

 

交通機関もほとんどない、THE途上国。
そんな村の病院で働いていた友人。

 

 


ある日。銃声。

 

 


隣の家の人が撃たれていた。

 

結論
→どんな田舎でのんびりしていてもなんかの拍子で撃たれることがある
(理由は不明)


下手したら僕の友人が撃たれてたかもしれない。

ケース2 襲われた友人。


中米で1位2位を争うほど治安がいい国。
そんな国の首都で暮らす同期がいた。

 

観光客もたくさん訪れる国で、
変なところを行かなければ
深夜に街を歩いても基本的には問題のないエリア。

 

仕事帰りの帰路、
友人は暗くなった道を歩いていた。

自宅まであと50m程度。

 

2人組の男に声をかけられる。
振り返ると、

 

そこには銃がある。


偽物かもしれない可能性はもちろんあるけれど、
そんなことを確かめられるはずもなく、


ホールドアップ。


現金・スマホなど全てを要求され、
おとなしく渡す。

渡した直後、


銃で思い切り頭を殴られる。
倒れ込んでも蹴りを食らわされる。

そして彼らは立ち去り、
血だらけの頭を手で押さえ、自宅へ帰宅。

結論
→安全な国、地域でもふつうに襲われる。
お金を渡せば無事で帰れるかどうかは犯人の気分次第。

ケース3 引きずられた隊員。

 

僕がパナマに赴任したとき、
傷だらけの隊員がいた。

 

理由を聞いたら車で引きずられて吹っ飛ばされたという。

 

状況はこんな感じ
彼は、普通にポケットに携帯を入れていた。
そしてそれを堂々と奪われる。


スリでもなく、堂々とポケットに手を突っ込まれ取られたそうな。
慌てて声をかけて、取り返そうとするが、無視。

そのままそいつは仲間が運転する車に乗り込もうとする。

 

先輩隊員は取り返そうと車の中へ体を少し入れ、手を伸ばす。
(車の扉は開いたままで、片足の膝をシートにつけ、手を伸ばす感じ)


車は急発進。
とっさに扉をつかむが、

それが結果体を引きずられることに。

 

最終的には吹っ飛ばされ、
携帯を取られた上に傷だらけになった。


→スリでこっそり盗んでくれた方が結果的には安全な場合がある

<中南米の怖さ>

これらのケースは全部実話(多少曖昧なところはあるけれど)だし、
僕の友人が出会った事件。

 

どれも本当に死んでもおかしくないし、

死ななくてよかったね。という話でもある

 


こういうのがね、
本当に日常に起きるのよ。

1000回でもいうけど、

東南アジア回って来ましたー
ヨーロッパ旅しましたー


とか言いながら中南米にくるやつ、
舐めないでください。お願いだから。

 


一度出会った旅人が、

 

なんかいい宿ありますー?
明後日泊まる場所まだ決めてないんすよー

 


とかいうから普通のホテル紹介したら
(20ドル程度)

 

あー高いっすねぇ。
まぁ大丈夫っす!宿困ったら野宿するんで!
ヨーロッパではたまに野宿してたんで!
(笑)

 

って言い出して

全力で止めた。

いや、マジでその感覚で中南米に来ないでくれ。


安全はお金で買ってくれ。。。。

 

・・・・
あ、こんな話をするんじゃなかった。
リスク管理の話か。

え、っとということで僕がやってたリスク管理の話。

中南米の危険に対して絶対にやるべきこと

お財布


あのね、
当たり前だけど、お金は大事にね。

財布はたくさん持ってってください。

全財産の現金を一つの財布に入れるのはなしで。

4つくらいに100ドルくらいはしのばせといて、

その財布をいたるところに隠しといて。


僕はそれに加えて

持ってる本の間にお金挟んで
メガネケースの内部にもしのばせといた。


僕はそんな感じで、メインバック・サブバックで
合計500ドルくらい隠してた。

靴の中に入れるのもありだけど、
靴は靴ごとパクられるから気をつけて。

建物の玄関を見ろ。

初めて行く街が治安がいいか悪いかは
建物の入り口を見ればだいたいわかる。


・鉄格子が基本的についてある

・二重扉

・鏡が道路側についていない。

・閉まってるお店は必ずシャッターが降りている

 


そんな感じの建物がめちゃくちゃ多いとすれば
そこはおそらく治安は良くない。

 

さらにコンビニみたいなお店が
店内で普通に買い物するシステムじゃなくて
口頭で伝えて持って来てもらうシステムだったら
それはもうやばいよ。

 

そこの街で何日も滞在する必要ないし、
日が暮れるまでに家に帰った方がいい。

現地の人がリラックスして歩いていなかったり、
そもそも人が少なかったらそれもう逃げた方がいいよ。

現地人の真似をしろ


現地人をがやっていないことをやるべきではない。


例えば、現地の人が
道端で携帯を誰も触っていないところで
携帯出すのは非常に危険。

 

現地の人が路上でバックを前に抱えてたり、
足早にサッサっと歩いていた場合

そのエリアに長く居座るのは良い判断とは言えない。


現地人が警戒するほど危ない場所で
外国人が襲われないわけがない。
非常に危ない。


逆にガラス張りのお店や、
カフェがガンガンあるところは治安いいし、

携帯、パソコンを道端でいじってる現地の人がいるならば、
そこはかなり治安がいいと判断できる。

地下鉄・バスでは特に現地の人の真似をした方がいいよ。

中南米の移動で気をつけること

 

移動の時間帯

ローカルバスで移動するのは別に悪いことじゃない。

だけど、時間は考えた方がいい。

 

大前提として時間通りに発着するわけではない。


もし乗り遅れたり、バスが出なかったりしたら
どっかのど田舎で足止めを食らう

下手したらそこで野宿という可能性だって出てくる。

 

そういう移動は避けるべき。

なるべく朝早く出て、
目的地に15・16時くらいに着くようにする
ちょうどいいかと思う。

 

それかもう堂々とツーリストバスを使っていいと思う。

 

日本人バックパッカーで
値切った奴が偉い。安く行けた奴がすごいという風潮はやめよう

危険なことをしたら偉いわけない。
それを武勇伝のように語るな。


結局なんとかなったかもしれないけれど、
なんとか「した」んじゃなくて

「してもらった」んだからね。

下手したら死んでるぞ。


おっと、ただの文句になってしまった。

情報はなるべく集めた方がいい


このご時世、なんでも情報が手に入る。


それがつまらないという人もいるけれど、
(そしてその気持ちもわかる)

それでもやっぱり情報は大事よ。
お勧めのホテル・街・移動手段があるならもうそれを使った方がいい。


誰かの歩いた道をなぞればそれほど危険なことはないと思う。

 

当たり前のことを当たり前にする

当たり前だけど、
変なことは絶対しちゃいけない。

当たり前のことを当たり前にすることが一番大事。

 

危険なことをしない、場所に行かない
夜は歩かない。怪しい匂いがしたら逃げる
携帯・パソコンをむやみやたらに使わない。
襲われても金品を差し出して諦める。
お金より安全を優先する。
お金で安全を買う。


これだけで70%くらいの犯罪は防げると思う。

誰もが知ってる当たり前のことを当たり前にする。
でも不思議とこれをできない人もいたりする。


気持ちはわかるけどね。

そしてもちろん、しっかり気をつけていても

犯罪にあってしまうことはある。

 

そういう時は運が悪かったって思って諦めた方がいい。

 

そう。
残りの30%は運。

どんだけ警戒しても、気をつけても、お金使っても、

犯罪にあうときは絶対にある。
それはもうしょうがない。交通事故と同じ。

チンピラレベルじゃなくて、
プロに狙われたらほぼ100%盗まれるし、襲われる。

だから襲われないように目立たないようにするしかないし、運

それはもう。運

中米と南米、どっちが危険?

 

ここからは僕個人的な見解ね。

 

僕が思うに、
中米と南米の危なさはちょっと違う。
(繰り返すけど、これは僕個人的な感覚ね)

 

南米より、中米の方がよっぽど危ない。
治安的な感じで言えば。

 

多分、南米が危ないって感じる人は、
中米きたらビッックリすると思う。


南米の危なさって、

結構社会的・政治的な感じがある。
デモとかクーデターとか。
ある程度政治と社会が関係しているから起こる危険がメインな気がする。

 

無駄な殺しとかしなさそうだもん。


でも中米は違う。
動物的な、個人的な危険が漂う。

 

腹減った。こいつ殺そう。

お金欲しい。こいつ殺そう。


こんなノリでガンガン事件が起きる。
政治も社会も関係なくて気分で襲う。

本当にそんなイメージがある。


もちろんどちらも場所や国によるけど、
トータルで見たらそんな感じかなぁ。

ま、どっちも危険なことは変わりないけど、
本当に中南米回るときは気をつけてね!

お金使って!
安全買って!

30ドルのホテルが高い?
20ドルの安全な移動費が高い?

 

飲み会一回と命の安全確保がほとんど同じ値段だぞ!

 

ちなみに、中南米旅行でかかるお金はこんくらい

中南米8ヶ月旅すると、費用はいくら?そんなお金の話。
 つい、1ヶ月ほどブログをサボってしまいました。 だって、日本楽しいんだもん。 そう、中南米のふらふら暇つぶし旅行から帰国して3週間くらい経ちました。  え、トイレットペーパーそのまま流していいの??大丈夫?詰まらな...

 

 

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