**本記事は、マガジンVol.4に掲載されている
「フリースクールを自ら選べる「学び場」と「居場所」に」
のレビューとなります。
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不登校の子どもたちと関わりたいという思いから
フリースクールでのボランティアされていた諸橋さんの声が届きました。
一人の大学生がフリースクールを知り、
そこに生きる子どもたちとの出会います。
学校に行かない、行けない子どもたちと日々を過ごすことで、
少しずつ彼女の中の「不登校」「フリースクール」に対する想いが変わっていきます。
そんな彼女の気づきと成長がこのVoicesに繊細に語られています。
フリースクールとの出会い
諸橋さんがフリースクールについて知ったきっかけには、
少年と非行というキーワードがあります。
なぜ非行をはたらくのか。
その背景には子どもの居場所が関連していると気づきます。
一般的に学校が子どもにとって安心できる居場所にならない時、
子どもは家庭に居場所を求めます。
しかし、保護者も子どもに対してどう対応していいか分からない、
その結果、無理やり学校に行かせようとしてしまう方も多く、
子どもにとって家庭が安心して過ごせる居場所になることが難しいことがあります。
そんな子どもたちが安心して過ごせる場所の一つに、
フリースクールがあるのではないか。そう諸橋さんは語ります。
では、フリースクールは子どもたちにとってどのような場所なのか。
その疑問から諸橋さん自身がスタッフとしてフリースクールで働き始めます。
子どもにとってフリースクールはどのような場所なのか
たった一つ。このシンプルな疑問をきっかけに、
フリースクールで働き始めた諸星さんはこの場所に何を想うのか。
子どもたちと過ごす日々。
何気ない会話に潜む学校教育の現状。
フリースクールは子どもたちの逃げ場としての居場所だけではない。
「学校に行けないからフリースクールに行く」のではなく、
「子どもたちが自由に選べる学び場のひとつ」であってほしい。
そう彼女は語りかけてきます。
諸橋さんの等身大の声をぜひお聞き下さい。
(菊地)
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