~再配達とココイチとときおり逆ジレンマ~ ひとりごと9

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大いなるひとりごと

 

はい。その9

もう飽きてきたでしょう。

 

次で終わるからもう少しご辛抱ください。

 

ちなみにこの話はだんだんと心理学へ発展し、

長くなったので、途中で切りました。

なので、中途半端だけど許してね。

 

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当時の原文(に手を加えたもの)

 

ぼくの大いなるひとりごと。PART 9
           ~再配達とココイチとときおり逆ジレンマ~


          

これは僕の頭の中にある「面白いなぁ」を徒然書いたものです。
なので、先行研究や学術的根拠はないです。
特に興味のない人は紙から紙コップが作れるか検証してみましょう。

 

みなさん、
宅急便とかの不在伝票がポストの中に入っていたこと、

 

一回はありますよね。

 

 

そしたらまぁ、やることは再配達の手続きですよね。はい。


僕は再配達の手続きがきらいです。


なんてったって手間かかるし、

なにより配達の方に申し訳ないじゃないですか。
また来てもらうなんて。僕は気が引けてしまいます。


そこでどうにかしたいと思って僕は自分のポストに張り紙をしました。

「電話くれたらすぐ行きます」って。

 

僕は大学の敷地にある寮に住んでいるので、大抵は大学にいるわけです。

するとどうでしょう。本当に電話くれるんですよ


そこからは、

電話があるたびに、駆けつけて、荷物を受け取るようになりまして。
よかったよかった。これで申し訳なさを感じなくて済む。

ついでに

宅配便の人から「張り紙、本当に助かります」と声かけてもらいました。

 

確かに考えてみたら、
再配達って配達の人にとってもすごいめんどくさいですよね。
向こうからしたら二度手間の最たるもんじゃないですか。

その手間を省けて良かったなぁ。なんて思った時に
ふと気づいたわけです。


あれ、これ、僕も得してない?

と。

 

 
再配達申し訳ない
→どうせそばにいるんだから呼んでもらう


→すぐ受け取れる

→宅配の人も再配達の手間がなくなる。

→自分も再配達の依頼をしなくて済む。

=結局両者が得。

あ、これおもしろい。

つまり、自分が誰かのために想った行動は、
自分の利益につながることがあるんだ、と。

 

実はこういう考え方は、あのカレーチェーン、
「ココイチ」にもあるらしいのです。

ココイチには、
自分らの利益じゃなくてお客さんのために動けという指針があるみたいです。

例えばトイレを綺麗に改装して広くしたりすること。

お店からしたら余計な出費ですが、
結局お客さんが喜び、そのお店に足を運ぶことになり、
売上が上がり、両者喜ぶことになる。


また、チェーンと本社もそういう関係性らしいです。

基本的にチェーン店の仕組みとして、
本社は店舗を画一化して、本社が食材等の取引先を決め、
どのお店でも同じメニューを提供させるのが基本ですよね。


しかしココイチは基本メニュー開発を除いて、
新商品の開発を基本的に各店舗に任せ、

そのための食材を本社からではなく、
地元から自由に食材買うことを許しているそうです。


このメニュー開発も
本社からしたら定めた取引先から
食材を購入してくれなくなるという不利益があります。


しかし、

各店舗がその地域での地産地消や、

雰囲気に合わせたメニューを開発することで、
(たとえば横須賀のココイチでは海軍カレーが販売されている)

地元に受け入れられ、

結局全体の利益が増すということにつながっているそうです。


つまり、

 

一見自分が不利益を被ることや相手のためにする行動が、
一番の利益につながるということですね。


まさに逆ジレンマですよね。
ジレンマは自分が損をしたくないからという土台に立ち、
結局大きな不利益を被るとされています。

 

まさに逆ですね。小さな不利益から大きな利益を生み出す。

そういうのが広がれば世界はもっと住みやすそうですね。

 

 

現在の僕の考察


惜しい。
ものすごく可能性を秘めているけど、
漠然となにか惜しい。


ということで補足を入れましょう。


まずは再配達の話から。


再配達って
みなさん、少しイラっとしますよね。


あ、不在届けだ。再配達おねがいしよーっと。
えーっと、時間は明日の午前中っと。。。

次の日、
10時50分

おい。まだ来ないのか。出かけたいんだけど。。。


みたいな状況ありますよね。

これってものすごくイライラするときもあるし、

お主の午前って11時59か!

と思うときがある。


僕はこの状況がものすごく嫌だった。

でもこれって、

自分しか損してない気になってますけど、

配達屋さんだってめんどくさい。損してる。

実際に1回目は配達に来てくれてるのに。

またかよぉーー。

って向こうもすごくめんどくさがっているはず。

 

僕らは僕らで

いなくてすいません。
また頼んじゃってすいませんという気にもなるし。

 

結局誰も幸せになれない物語。


だからこそ、この1回目でどうにかして受け取ろう。

ということで、電話くださいの張り紙を貼った。

で、結果的にそれ以降すべての荷物はすぐ受け取れるようになった。
配達屋さんからも感謝された。

そう言う話でした。

ここから

 

もしかしたら世界をちょっと幸せにするかもしれないアイデアを
見つけられるかもしれない

 

ということに気づいたわけです。

 

そんで、ココイチの話。


基本的に、
本社はチェーン店に
この夏に、この商品出すから、
ここからこの食材をこのくらい買え
そんでこうやって作れ。

と言う指示を出せますよね。

で、その通りことが進んで、

紆余曲折、大人の事情を挟んで
本社の利益につながる。


ところがココイチでは、そういうことをしない
(ある程度はしていると思うけど)

チェーン店に独自性を許している。


これが何を意味するか。

 

本社にとっては、目先の利益が取れないわけです。
チェーン店が地元の八百屋さんから野菜を買うから。

 

でも結局それが、


独自メニューの開発や、地元との密着につながり、
結局全体の利益が上がる。

 

という仕組みがある。

これもまた、再配達と似ている状況。

 

まとめましょう。


要は、自分の利益を優先すると、
いつかは限界がくるし、その利益は下がっていく。

毎回再配達を頼むのって楽ですよね。
家にいて勝手に来てくれるから。

でも、再配達を頼む手間がかかり出す、

時間どうりにこないだとかそういう不利益が発生する。

 

ところが、他人の利益を優先する、

つまり、1回目で受け取れるようにする

するとお互いの利益が上昇する。


まさにこれは逆ジレンマなわけです。


自分が嫌だなぁ、イラっとするなぁ、ということは
大概向こうも感じている。

そこで、ちょっと手間だけど、
向こうのイライラを解消してあげる。

そうすると気づいたらこっちのイライラも消えている。


この仕組みが広がったら世界はなんて楽しいのだろうか。

 

実はSEIYUもこの仕組みをうまく活用している。

それに、そこには人間の心理をうまく利用している。

 

と、ここまで書いて、
もっといろいろと心理学のことを書きたくなったので、

別記事にて書くことにします。

なんか中途半端でごめんね。

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