こんにちは。
もういくつ寝てもひまじんです。
えーっともうあれです。これが全ての原因(凶)です。
コーヒー編、第一話
https://himajinwords.com/%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92%e3%83%bc%e3%82%92%e3%82%ac%e3%83%81%e3%81%a7%e6%89%8b%e4%bd%9c%e3%82%8a%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f%e3%80%82%ef%bc%91%e3%80%80/
そして前回。
https://himajinwords.com/?p=4000
そうなんですよそうなんですよ!!
ついにきました焙煎編!!!
え?焙煎ってなーに?
という方にいろいろ説明を考えたのですが、
難しいことばは使いたくない。専門用語も使いたくない。身近な言葉で。。。
でたどり着いたのがこの答え。
焙煎というのはですね、
炒めることです。
つまりは今からコーヒー炒め定食を作る。
(ご飯、味噌汁、漬物無し。)
そういうイメージで概ねいいでしょう。
12%くらいは合ってます。
・・・知らんけど。
ま、いいや!!!さて、本編行きましょうか。
コーヒー豆焙煎
さーー焙煎!!
はじまりはじまりあ、
今回はあれです。
わりかし大事なところなのでまじめに。
(いどの記事もふざけてるつもりはないけどね!!)
ちょっとだけ説明口調ですが、
まぁ、たまには許してください。
ーーーーーーーーーーーーー
・・・少しだけ、語らせてください。
僕は趣味でコーヒー焙煎を
(手で)ずっとやっていたのである程度の経験があります。
その中でコーヒーに対して、焙煎をすることに対して想うことがあります。
というのも、「焙煎」という工程は、コーヒーを作る上で一番大事だと
僕は思っております。
一杯のコーヒーを作る。
その背景にはたくさんの労力と時間が必要です。
(今回身をもって知ったわけですが)
そしてその集大成を成すのがこの「焙煎」という工程です。
今までの工程を足し算と例えるなら焙煎は掛け算です。
こつこつ積み重ねてきたものを
2倍にも5倍にも一気に引き上げる。しかし失敗すると0になってしまう。
本当に本当に難しいのです。
火の強さ、タイミング、豆の種類そういったもので味がどんどん変わっていく。
手で焙煎する場合、同じ味をつくるのは本当に難しい。
本当にデリケートな作業です。
だからこそ、楽しいと僕は感じています。
だからこそ、僕はコーヒーを愛しています。
今回はいつも以上に難しい戦いになるでしょう。
・・・・・・・だって、
外だもん。
アウトドアだもん。
っておーいい!!!
いや、ね、あんだけデリケートだの
コーヒー定食だの意味わからんこと言っといて
結局外!!
デリケートどころかワイルド!!
えぇ、前言撤回しましょう。
コーヒー定食をつくるのではなく、コーヒーBBQです。
。。。だってさ、だってさ、知ってます?
焙煎するとさ、煙と皮が跳び出るのよ。
室内でやるともう大変よ。
一応ホームステイの身分なのでママに
「焙煎したいのだけど、、、」
って聞いたら
「あぁ、コンロとガスタンクあるわよ」
(外でやれ)
ですって遠ましに言われましたもん。
いや、そりゃ断れないじゃん。
わーい!グラシアス!!外でやるね!!
って言うしかないでしょ。
さて、改めまして、始めましょう。
まずは道具紹介。
エントリーNO1
家の隅っこに置いてあったフライパン。
小さい。最初から焦げてる。
エントリーNO2
ワイルドなガスコンロ・・・?
これさ、お祭りの出店で使ってるやつじゃない?ねぇ。
エントリーNo3
ガスタンクとつなぐチューブ。
物置の隅っこにずーっと放置してあった。
以上。完成。
いや、手作り感がすごい。
コーヒを全力で手作りして来たけど、まさか焙煎道具まで手作り感満載とは。。。
てかチューブ繋いだ時
めっちゃシューシューガス漏れてるんですけど!!
ダースベーダここにいますけどっ!!
え、大丈夫!?
これで大丈夫かなぁ。
なんか風めっちゃ吹いてるけど。。。焙煎ってほんとデリケートよ。
ねぇ。不安、、、え、これでやるの?本当に?
・・・まぁやりますけどね!!
えぇ!やりますとも!!!
なんなら薪を組んで火を起こす必要がないだけめっちゃラッキー!!
え!?ガス使っていいんですか!?
文明さいこーー!!
・・・さぁ、行きましょう。
ちょっとだけ焙煎のやり方説明しながらね。
まずは豆を準備しましょう。
もちろん生豆です。
自分で山から収穫してきてあーだこーだしたやつです。
左がピーナッツ。
右がギャルです。
まずはピーナッツからやりましょうか。
あぁ。。ついにここまで来た。。
我が子を旅立たせるみたいだ。。。ちょっと感動。。
まず、ザルにあげます。
え、なんで台所だって?
そりゃね、
水で洗うからです。
意外と思う人がいるかもしれませんが
意外と大事。焙煎前にちょっと水で洗いましょう。
お米を研ぐ感じで。2分くらいで十分です。
理由としては豆が水分を吸収することで
芯まで熱が通りやすくなる。という噂を聞いたからです。
実際に水あり、なしで焙煎し、比べてみましたが、確かに
水ありの方が美味しかった、、、気がしないでもない。
道具も何もないパナマの山奥でのワイルド焙煎では
この方法が一番良かった。
さ、炒めましょう。
おそらく世界で誰にも役立たないワイルドな焙煎方法です。
えー気づかれると思いますがもう夕方です。
だって珍しく仕事あったんだもん!!!
(文科省の役人と来年度の小学校の教科書の内容を会議してきたよ!)
火加減は最初中〜強くらいかな。
水分が蒸発するのを待ちましょう。
かるーくかき混ぜてください。
水分が蒸発したら火を中火よりやや弱めにします。
ちなみにこれが
入れて2分、3分程度経って、水分が蒸発し終わったくらいの色です。
若干色が変わってきたような気がします。
そこからさらに2分くらい。
そうすると少しずつ豆の皮が剥がれてきます。
こいつがまぁ、ものすごい出るので家が汚れていくわけです。
そこからさらに3分ほど。
だんだん色が濃くなってきましたね。
開始から10〜13分前後で(豆の量、火加減等による)
パチパチという音が聞こえます。
これが俗にいう「ハゼ」と呼ばれるもので
火が入ってるよー!!という合図です
ここまでやってようやくコーヒーとして飲めます。
ここからもうちょいで焙煎をやめると
あっさりとした風味、酸味を味わいたい人向けの味に仕上がります。
さらに3分、
完全に色が濃くなってきました。皮もガンガン剥けてます。
この辺になってくるともう一度パチパチという音が聞こえてきます。
これが2回目のハゼです。
これ以上やると焦げちゃうよー!!の合図で
じっくり濃いめが好きな人向けの味です。
粒を拾うとこんな感じです。
完全に街角で見かけるコーヒー豆になってきました!!
僕は濃い方が好きなのでこの辺までしっかり焙煎します。
ちなみに焙煎した豆をひょいひょいつまみ食いして
なんとなく味見できます。
何回か焙煎していると食べた時の味でだいたいの焙煎具合がわかります
(自分の好みの味かどうか)
もちろん全行程中、かき混ぜ必須です。
一部だけに火が入って焦げないように!!!
(だから写真上手く撮れてないよ!ごめんよ!)
色にばらつきがあると、味もはっきりしません。
頑張って均一に火を入れましょう。
色も統一感あったほうが美味しそうですし。
そしてもうこの辺でやめとくか。
えーでもどうしようかぁ、、、
と優柔不断が発動した時に止めるのが一番ちょうどいい味になります。
火からおろしても余熱で若干進むからね!!
こんくらい常にガン見しといてください。
え?誰が撮ったかって?それは聞かない約束。
焦げないようにダッシュで椅子に携帯を乗せ、
タイマーセット、ダッシュでもどったわけじゃないからネッ!!
あとごめん!!
エプロン忘れた!!!宮崎駿さんすいません!!
後ろに見えるのは草刈機です。
動いているのをみたことありません。
ま、それはいいとして
さて、火からおろしたらどうするか?
ザルでもなんでもいいのでフライパンからおろしましょう。
そんでもって冷まします。人肌程度までは。
どうやって?んなもん扇風機じゃ!!!
うちわでもいいんだけどこの国にそんなものはないっ!
日本文化が恋しい!!
そんで冷めたら保存容器に入れましょうねー。
まぁ、この国にそんなおしゃれな入れ物なんてないので
僕はジップロックに入れました。
そしてこれが!!!完成品!!!!
(もう暗くてよく見えないのはごめんなさい。)
でもさ、言い訳させて。
完成した時、
ガッツリ夜だもん。。。。
愛犬のカラちゃんが脱走したり、
いとこが遊び来て
え、お前、何してるの・・?って引かれたりで大変だったんだもん。。。
でもまぁ、それはさておきさ、ついにここまできたんだよ!!!
最初はさ、こいつだよ!!?
よくここまで来たもんだ。。
と、いうことですね。ついにコーヒーを焙煎することに成功しました!!!
焙煎後、2日置くと美味しくなるので
二日後!飲みます!!!いや、ほんと嬉しい。。。
え?ギャルはどうなったかって?
あるよ。
ちょこん
すっくな!!
・・このあとちゃんとやりました。
次回
「ガチでコーヒーを手作りする男」
いざ実食(実飲)
最終回だよっ!!
お楽しみに!
え?
チョコ・・?
んなもんしらん。
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